びわ地域づくり協議会

新年のご挨拶

2025/01/01

新年明けましておめでとうございます。

これまでびわ地域では、隣近所の互助の精神や「結(ゆい)」のしくみにより日常生活困難な方々を支えてきていましたが、居住人口の減少や高齢化が進んだことで食料品等の購入アクセス困難者が増え、大きな課題となっていました。

このような状況の中、かねてより地域住民を対象とした意識調査等の声もあり、移動店舗のしくみを導入すべく関係者による協議や自治会長会議などを重ね、既存小売店舗との共存共栄を大原則としたきめ細やかで持続可能な「買い物支援事業」として昨春スタートしました。

移動販売車は各地で好評を得ていますが、今後も随時に見直しを進め、改良を重ねてまいりたいと思いますので、ご意見・ご要望がありましたらお気軽にお寄せください。

本年度は、これまで小学生を対象に南小と北小の児童が毎年交互に「環境学習」として実施されてきたタブノキ再生事業の取組を見直し、中学校のご理解とご協力を得て、中1生を対象とした「竹生島日本遺産学習」に切り替えて実施しました。このことで、びわ地域の子どもたち同学年の全員が切れ目なく「ふるさとびわ」について学べたことは、将来の地域への愛着や誇りに繋がるものと期待するところであり、継続してまいります。

任期最終年度となる今年は、最も関心の高いところでは、びわまちづくりセンターの改修などハードの整備・充実も挙げられますが、ハードは手段と捉え、何よりソフト面である相互コミュニティの醸成を大切にしてまいりたいと考えています。

このことを肝に銘じつつ今年一年、
皆さま共々健康に留意しながらあらゆることにチャレンジしてまいりたいと存じます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

びわ地域づくり協議会

会長 伊藤雅明